しわの種類を知ってケアをしよう

気温が下がり、いよいよ本格的な冬の到来を思わせる季節になってきました。

冬場は空気が乾燥し、顔に小じわができやすくなります。
自宅やオフィスの加湿器がありがたく感じますね。
しかし、しわを作る原因は乾燥だけではありません。

大きな原因は、皮膚内部の変化によるものです。
若い頃には豊富にあった体内のコラーゲンが、加齢とともに衰えたり、エラスチンが減ったりしていくとしわを作り出すのです。

しわと一口に言っても、さざ波のようなしわから深くくっきり刻まれたしわまで、様々なものがあります。
しわはどの段階にあるかで、これらのような様々な表れ方を示します。

最初の段階では、細かくごく浅いしわが肌の表面に表れてきます。
俗にいう「ちりめんじわ」のことで、これは肌が乾燥すると一層目立ちます。
しかし、適切に保湿を行えば改善されます。

次に濃いしわは「表情じわ」です。
笑ったり困ったり、何度も同じ表情を繰り返すことによって、目じりや口元など特定の部分に刻まれるしわです。
年齢が若くても表情じわが刻まれることはありますが、それはその表情に伴ってできるもので、時間がたてば元に戻ります。
しかし年齢を重ねてもずっと同じ個所にしわが刻まれ続けていると、その部分にしわが定着します。
これは、同じ表情を繰り返すことによって内部のコラーゲンのつながりが絶たれることによって起こるものです。

若い頃はコラーゲンが肌内部に多量に蓄積され、多少のしわが刻まれても肌のハリを保ってくれますが、加齢とともにコラーゲンが減少するとそれも難しくなってくるのです。

くっきり刻まれてしまったしわは、自力で消すことは困難です。
内側からコラーゲンを補えば、肌のハリを保つことができるとよく言われますが、実際にはコラーゲンは体内に入るとタンパク質に変化してしまい、肌に直接作用するわけではありません。

消えなくなるほどしわがくっきり刻まれる前に、しっかり予防することが大切なのです。

しっかり保湿をすればちりめんじわを防げる

目の周りなどの皮膚の薄いところに表れるちりめんじわ。
主に乾燥が原因でできるしわです。
そのためしわとは言いながら、子供でもちりめんじわができることはあります。

ちりめんじわを防ぎたいなら、一にも二にも保湿が肝要です。
日常のお手入れにぜひ、セラミド入りの化粧品を取り入れてください。
しっかり保湿をした後は、油分を含んだクリームなどでふたをすると水分を閉じ込めることができ、効果的です。

さて、しっかり保湿をすれば深いしわも防ぐことができると考えてしまいがちですが、実はそうではありません。
二つのしわの原因は全く別のものであり、それぞれ違うアプローチが必要です。

肌にしわが表れたら、まずは保湿して消えるかどうかを見極めてください。
保湿のあとしばらくして消えるようであれば、それはちりめんじわです。
もしそうでなければ表情じわであり、真皮にアプローチするケアが必要になってきます。

しわを防ぐには肌を元気にすることが何より大事

肌のごく浅い表面にできるちりめんじわも、より深い表情じわも、改善したいなら肌自体を活性化させ、元気にすることが大切です。

しわが目立たないようにするには、まずは肌の角質を柔らかくすることです。
そのためには保湿、そしてマッサージが効果的です。

マッサージがなぜ有効かというと、血流を促し、また肌の奥深いところや表面の細胞の動きを活発にするからです。
肌の細胞の動きが活発になれば、細胞の代謝がきちんと行われるようになります。
こうすることで肌の回復力が高まるのです。

しかし、真皮の部分からできたしわは、こうしたお手入れによっても改善することは難しく、相当時間や労力がかかることを覚悟しなければなりません。
そうなる前にしわを予防することがとても大切なのです。